報道発表資料


株式会社Technology Frontier

INDUSTRIAL WASTE MANAGEMENT CLOUD

産廃管理クラウド「TF-EcoFlow」を開発
導入パイロット企業を募集

電子マニフェスト(JWNET)連携を中心に、収集依頼の受付から配車、ドライバーの報告、計量、請求、法定帳簿・行政報告までを一つのクラウドで管理。 「3日以内」の報告期限をシステムが自動で見張り、紙とExcelと電話に分散していた産業廃棄物処理の業務を、確実に・早く・迷わず進められるようにします。

TF-EcoFlow のダッシュボード。未報告(期限超過)・期限迫り・本日引取・今月売上の件数と、期限アラートの一覧、本日の運行予定を表示している

SUMMARY

概要

株式会社Technology Frontier(以下、当社)は、産業廃棄物の収集運搬業者・処分業者および排出事業者向けの業務クラウド「TF-EcoFlow(ティーエフ・エコフロー)」を開発しました。本日より、実際の業務で評価いただく導入パイロット企業の募集を開始します。

TF-EcoFlow は、公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターが運営する電子マニフェストシステム「JWNET」との連携を中心に、マニフェストの作成・送信・進捗管理に加え、収集依頼の受付、配車と運行実績、ドライバーのスマートフォンによる現場報告、処分場での計量受入、インボイス制度に対応した請求、法定帳簿と行政報告書の出力までを一気通貫で管理します。

廃棄物処理法に基づく報告期限(いわゆる「3日ルール」)や、登録日からの確認期限(一般90日・特別管理60日・最終処分180日)をシステムが自動で監視し、期限が近い案件を色とアラートで知らせることで、報告漏れの防止と事務作業の削減を支援します。

BACKGROUND

開発の背景:紙マニフェスト運用の課題と電子化の流れ

産業廃棄物の処理を委託する際は、排出事業者・収集運搬業者・処分業者の三者が産業廃棄物管理票(マニフェスト)で処理の流れを確認する必要があります。紙の複写票を郵送やFAXで回す運用は、今も多くの中小事業者で続いています。

期限超過に気づきにくい

登録・各終了報告は、当日と休日を除く3日以内が原則です。紙の運用では期限の数え間違いや報告漏れを発見しにくく、行政の立入検査で指摘されるリスクがあります。

未報告の追跡が属人的

運搬終了・処分終了の返送状況をExcelや担当者の記憶で管理しているため、担当者が不在だと状況が分かりません。

5年保存が紙の書庫頼み

帳簿・管理票には5年間の保存義務があり、必要な書類を探し出すのに時間がかかります。

ツールが分散して二重入力

受付は電話、配車はホワイトボード、計量は台帳、請求はExcelと、同じ情報を何度も入力しています。

出典:JWNET、福岡県ほか自治体の公開情報。2027年4月以降の義務化の対象範囲は、施行される政省令の確定内容をご確認ください。
2020年4月〜前々年度の特別管理産業廃棄物(PCB廃棄物を除く)の発生量が年50トン以上の事業場に、電子マニフェストの使用を義務化
2025年4月〜義務化の対象拡大に向けた努力義務が開始
2027年4月以降一般の産業廃棄物を含む、さらなる義務化が予定されています

FEATURES

TF-EcoFlow の主な特長

事務所のPC、処分場のタブレット、ドライバーや委託元のスマートフォンから、インストール不要のブラウザで利用できます。

01

JWNET連携と法定期限の自動監視

マニフェストの登録から運搬終了・処分終了・最終処分終了までの報告をJWNETへ送信し、進捗をタイムラインで表示します。

  • 報告期限を土日・祝日・年末年始を除いて自動計算
  • 期限超過・24時間以内・3日以内を色と文字で表示し、担当者を割当
  • 送信失敗時は自動で再送し、失敗が続くと担当者へ通知。二重送信も防止
  • 紙マニフェストの交付・返送状況も同じ画面で管理(過渡期の混在運用に対応)
マニフェスト詳細画面。登録・運搬終了・処分終了・最終処分終了の進捗タイムラインと、期限超過の警告を表示
マニフェスト詳細:進捗タイムラインと報告期限

02

入力ミスを防ぐマニフェスト作成

3つの手順で法定項目を入力するウィザード形式。品目を選ぶと産業廃棄物/特別管理産業廃棄物の区分を自動判定します。

  • 委託先の許可品目・収集運搬区域・有効期限と委託契約を自動チェック
  • 過去の同様の案件や受付内容から入力を呼び出し
  • 下書き保存、2次マニフェスト、控えのPDF出力に対応
マニフェスト作成画面の手順3。収集運搬業者と処分業者について、許可番号と委託契約が許可範囲内であることを表示
マニフェスト作成:委託先の許可範囲を自動チェック

03

受付から配車までを二重入力なしで

電話・Web・ポータル・FAXからの収集依頼を一覧に集約し、ワンクリックで配車カレンダーへ。車両×時間のグリッドにドラッグ&ドロップで割り当てます。

  • 同じ車両・ドライバーの時間重複を警告し、空き時間を表示
  • 運行を確定すると、ドライバーのスマートフォンへ作業指示を通知
  • GPSの走行軌跡と現在位置を運行実績マップで確認
配車カレンダー。車両ごとの時間軸に配車予定のブロックと空き時間、右側に未配車の受付一覧を表示
配車カレンダー:車両×時間で空きと重複を可視化

04

電波のない現場でも止まらないドライバーアプリ

車内・屋外・手袋着用でも押しやすい大きなボタンで、作業開始から引取完了、運搬終了報告までをその場で完了します。

  • 荷姿の確認(異常なし/あり)、写真撮影、QRコードの読み取り
  • 運搬終了を報告すると、JWNETへ運搬終了報告を自動送信
  • 圏外では端末に保存し、通信が回復したら自動で送信
スマートフォンのドライバー作業画面。オンライン状態、作業指示一覧、現場の住所と品目、指示内容を表示
スマートフォンの排出事業者ポータル。委託した案件ごとに登録・運搬終了・処分終了・最終処分終了の進捗を表示
左:ドライバー作業画面/右:排出事業者ポータルの処理状況

05

計量から請求・帳簿まで自動でつながる

処分場では計量機の総重量を取り込み、車両の自重(風袋)を差し引いた正味重量と、単価マスタに基づく処理費を自動計算します。

  • 受入確定で請求明細を自動作成し、インボイス制度対応の請求書・納品書をPDFで発行
  • 売上・未収・支払期日超過をダッシュボードで常時把握
  • 収集運搬業者・処分業者の帳簿、管理票交付等状況報告書(紙マニフェスト分)、特別管理産業廃棄物処理実績報告書を出力。出力前に未報告の案件を警告
計量受入画面。総重量・風袋・正味重量の3つの値と、単価に基づく処理費の概算を表示
計量受入:正味重量と処理費を自動計算

06

複数企業での共同利用と8言語対応

利用企業ごとにテナントを分け、データ・利用者・設定を分離。8つのロールごとに使える画面と見られるデータの範囲を自動で制御します。

  • 委託元の排出事業者は、自社が委託した案件だけを閲覧
  • 多要素認証(管理者・経営者は必須)、機密情報の暗号化保管、監査ログの5年保存
  • 外国籍の従業員や海外拠点に向けて、利用者ごとに表示言語を選択
  • 日本語
  • English
  • 简体中文
  • 한국어
  • Português
  • Español
  • Français
  • Deutsch
管理画面のユーザー・ロールの考え方。テナント・事業所・ユーザー・ロールの構成図と運用ルールを表示
管理画面:テナント分離とロールの考え方

COMPLIANCE

法定期限の自動監視のしくみ

TF-EcoFlow は次の期限を案件ごとに計算し、ダッシュボード・メール・ブラウザ通知の3つの経路でお知らせします。毎朝、未報告と本日期限の一覧をメールでお届けします。

対象期限
マニフェスト登録引渡日から3日以内(当日と休日を含めない)
運搬終了報告運搬終了日から3日以内(同上)
処分終了報告処分終了日から3日以内(同上)
確認期限登録日から、一般の産業廃棄物は90日、特別管理産業廃棄物は60日、中間処理を経て最終処分される場合は180日
期限内

余裕があります

3日以内

残り2日以内

24時間以内

本日が期限です

期限超過

至急対応が必要です

休日は土曜・日曜・国民の祝日・年末年始(12月29日〜1月3日)として計算します。色だけでなく文字とアイコンでも状態を表示し、色覚の個人差に配慮しています。

FUNCTIONS

主な機能一覧

マニフェスト管理作成(区分の自動判定)、JWNET送信、進捗管理、期限アラート、検索・CSV出力、紙マニフェストの補完管理、2次マニフェスト、添付ファイル
受注・収集運搬収集依頼の受付、配車カレンダー、運行実績(GPS)、ドライバーアプリ(引取・運搬終了報告・写真・QR読取・オフライン対応)
契約・許可証委託契約書・許可証の電子保管、有効期限のリマインド、受注時の許可範囲チェック
計量・請求・売上計量機からの重量取込、正味重量の自動計算、単価マスタ、インボイス対応の請求書・納品書、入金管理、売上・未収ダッシュボード
帳簿・行政報告収集運搬業者・処分業者の帳簿、管理票交付等状況報告書(紙マニフェスト分)、特別管理産業廃棄物処理実績報告書(PDF/Excel対応CSV)、出力データの5年保存、分析レポート
排出事業者ポータルWebからの収集依頼・見積依頼、処理状況の閲覧、処理実績報告書(E票相当)の受領
管理・セキュリティテナント(利用企業)分離、ロール別権限、多要素認証、監査ログ、マスタ管理、JWNET連携設定と送受信状況、初期設定ウィザード、8言語対応

EFFECTS

期待される導入効果(目標)

当社が設計段階で定めた目標です。実際の効果は、導入パイロットで業務時間などを実測して検証します。

ゼロ化

法定期限の超過

アラートと担当者割当で報告漏れを防止

50%削減

月間の事務処理時間

受付から請求までの二重入力を解消

即時

帳簿・報告書の作成

月末に数日かかっていた作業をボタン一つで

常時

未収金の確認

月次の確認からダッシュボードでの常時把握へ

PILOT PROGRAM

導入パイロット企業の募集

実際の業務で TF-EcoFlow を利用し、効果の実測と改善にご協力いただける企業を募集します。

募集対象

  • 産業廃棄物の収集運搬業者・処分業者(中間処理・最終処分)
  • 電子マニフェストへの移行を検討している、紙マニフェスト運用中の事業者
  • ポータルの利用に協力いただける排出事業者(委託元企業)

ご提供内容

  • 業務に合わせたデモと導入計画のご提案
  • 初期設定(自社情報・許可証・車両・品目・単価)とJWNET接続設定の支援
  • 既存の紙・Excelデータの取込支援と、社内向けの操作説明

導入までの流れ

  1. ヒアリング

    業態・拠点数・利用者・現在の運用をお伺いします。

  2. デモ・ご提案

    実際の画面でご覧いただき、進め方と条件をご提案します。

  3. 初期設定・接続確認

    初期設定ウィザードでマスタを登録し、JWNETとの接続を確認します。

  4. 試験運用・効果測定

    実業務で利用し、事務時間などを実測して改善につなげます。

JWNETとの本番接続は、導入時に最新の接続仕様・運用規程への適合を確認したうえで開始します。計量機との接続は機種ごとに確認が必要です。本ページの画面はデモ環境のもので、会社名・人物名は架空です。

ROADMAP

今後の予定

パイロットでいただいたご意見を踏まえ、次の機能の開発を予定しています(提供時期は未定です)。

ルート最適化

複数の引取現場の順序とルートを自動で提案するオプション機能。

OCR取込

紙やPDFの委託契約書・許可証を読み取ってデータ化。

EDI方式での接続

大量・複数加入者の一括送受信に対応するJWNET EDI方式。支払管理なども順次検討します。

FAQ

よくある質問

紙マニフェストと電子マニフェストが混在していても使えますか?

はい。紙マニフェストの交付・返送状況を手入力で記録し、電子マニフェストと同じ一覧・期限管理で扱えます。紙マニフェスト分の産業廃棄物管理票交付等状況報告書の出力にも対応しています。

3日ルールの期限は自動で計算されますか?

はい。引渡日・運搬終了日・処分終了日から、当日と休日(土日・祝日・年末年始)を含めずに報告期限を計算し、期限超過・24時間以内・3日以内を色と文字で表示します。登録日からの確認期限(一般90日・特別管理60日・最終処分180日)も監視します。

ドライバーの現場で電波が届かなくても使えますか?

はい。ドライバー作業画面は、電波のない場所では入力内容を端末に保存し、通信が回復すると自動で送信します。

複数の会社で同じシステムを使っても、データは分かれますか?

はい。利用企業ごとにテナントを分け、マニフェスト・マスタ・利用者・請求などのデータを分離します。委託元の排出事業者ユーザーは、自社が委託した案件のみを閲覧できます。

導入パイロットに参加するにはどうすればよいですか?

本ページのお問い合わせ先(info@technologyfrontier.co.jp)へご連絡ください。業態・拠点数・現在の運用をお伺いしたうえで、デモと導入の進め方をご提案します。条件・費用は個別にご相談となります。

PRODUCT

製品概要

製品名TF-EcoFlow(産廃管理クラウド)
対象産業廃棄物の収集運搬業者・処分業者、排出事業者
提供形態クラウドサービス(Webブラウザ・スマートフォンのブラウザで利用。インストール不要)
対応環境Chrome / Edge / Safari の最新2バージョン、iOS / Android
対応言語日本語、英語、中国語(簡体字)、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、フランス語、ドイツ語
外部連携電子マニフェストシステム JWNET(Web-EDI方式)、計量機(機種ごとに確認)
料金・条件導入パイロットの条件・料金は個別にご相談

CONTACT

導入パイロット・デモのお問い合わせ

業態や現在の運用をお知らせいただければ、TF-EcoFlow の画面を使ったデモと導入の進め方をご提案します。報道関係の方からのお問い合わせも下記で承ります。

info@technologyfrontier.co.jp
会社概要
会社名株式会社Technology Frontier(Technology Frontier Co., Ltd.)
Webサイトhttps://www.technologyfrontier.co.jp/
お問い合わせinfo@technologyfrontier.co.jp

※ 記載の会社名・製品名は、各社の商標または登録商標です。JWNETは公益財団法人日本産業廃棄物処理振興センターが運営するシステムです。本リリースに記載の導入効果は当社の目標値であり、効果を保証するものではありません。